介護施設で働く看護師
看護師の働き方と聞くと、「病院勤務」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし近年は、高齢化社会の進行に伴い、介護施設で働く看護師の需要が大幅に増えています。
「夜勤が少ない環境で働きたい」「患者さんともっとじっくり向き合いたい」という人は、是非介護施設への転職もご検討ください!!
介護施設で働く看護師の具体的な1日の流れや仕事内容、病院勤務との違い、向いている人の特徴などを詳しくご紹介します。
【介護施設で働く看護師の役割】
介護施設の看護師は、入居者の健康を守る要です。
施設によっては医師が常勤しておらず、看護師が健康管理や応急処置を担うこともあります。
~主な役割~
バイタルチェック(体温・血圧・脈拍・呼吸状態の測定)
服薬管理(薬の準備、服薬介助、残薬確認)
医療処置(褥瘡ケア、吸引、点滴、インスリン注射など)
急変時対応(救急搬送手配、家族・医師への報告)
介護スタッフとの連携(体調変化の共有、ケア方法の相談)
家族への説明や相談対応
病院に比べると手術や高度医療の場面は少ないですが、その分、予防的なケアや観察力が重視されます。
【介護施設の種類と仕事内容の違い】
介護施設と一口に言っても、種類によって入居者の介護度や業務内容が異なります。
より詳しく知りたい方は以下をCheck!!
https://miyazaki-kaigoiryo-kyujin-portal.com/info/info-60518/
◆介護老人保健施設(老健)
在宅復帰を目指す高齢者が中心
リハビリスタッフと連携し、経過観察を行う
点滴や採血など医療処置の頻度は比較的高め
◆有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
自立度が高い入居者も多い
介護度が低い場合は健康相談が中心
医療依存度が高い場合は点滴や吸引なども発生
◆デイサービス
日中のみ利用
健康チェックや服薬確認が中心
医療処置はほぼなし、介護スタッフとの関わりが多い
◆特別養護老人ホーム(特養)
入居者は要介護3以上が多く、長期入居が基本
バイタル測定、服薬管理、褥瘡ケアなどが日常業務
医療処置は少なめだが、急変時対応は重要
※施設によってはオンコール待機を求める場合もある
【病院勤務との大きな違い】
1)急変が少ない→ 慌ただしさは減るが、急変時は迅速な判断が求められる
2)長期的な関わり→ 入居者や家族と深い信頼関係を築ける
3)予防的ケア中心→ 観察力と判断力がカギ
4)介護職との協力必須 →医療だけでなく介護視点も必要
~介護施設勤務のメリット~
夜勤や残業が少ない職場が多く、家庭との両立がしやすい
入居者と長期的に関われるため、人間関係が深まる
病院よりも落ち着いた環境で働ける
~デメリット・注意点~
急性期医療のスキル維持が難しくなる場合がある
介護業務のサポートをする場面がある
医師が不在のため、自らの判断が求められる
◆介護施設の看護師として活躍が期待できる人の特徴◆
高齢者との会話や交流が好き
落ち着いた環境で働きたい
チームで協力しながら働ける
健康状態の変化を見逃さない観察力がある
介護施設で働く看護師は、**「健康管理のプロ」**として入居者の生活を支える重要な存在です。
病院勤務のようなスピード感は少ない一方で、長期的な関わりの中で得られるやりがいがあります。
転職を考える際は、「どんな入居者と関わりたいか」「夜勤の有無」「医療処置の頻度」などを明確にすると、自分に合った施設を見つけやすくなります。
もし今、「病院から少し離れて、落ち着いて働きたい」と感じているなら、介護施設という選択肢を検討してみる価値は十分にあります。
宮崎県内での転職をお考えなら、是非ご検討ください!!
お電話の場合はこちらまで◆0985ー72ー5678